ズーム JSC(1998)

●メーカー:ナイキ ●発売年:1998年
●定価:\18,000
●キーワード:マイケル・ジョンソン モデル、軽量モデル、レース専用スパイク
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1996年に「ズーム スーパーフライ」をリリースしたナイキ。
1997年は少なくとも日本では新作スパイクなしでしたが、1998年に投入されたモデルの一つが
タイトルの『ズームJSC』。
(1998年は他にもズームスーパーフライ2等がリリース)

“黄金シューズの男(The man with the golden shoes)”と謳われていた「マイケル・ジョンソン」とタイアップしたモデルで、性能、デザインともに氏の意向が反映されていた。
とにかく目立つ黒×金のデザイン。氏はゴールドや紫を基調とした目立つスパイクをよく履いてましたので、氏らしいデザインですね。
非常に軽量で、米国の大手スポーツ用品の通販サイト“Eastbay”のカタログでは“Weighs just 2.8 oz (たった2.8 オンス=79.4g”なんて書かれていたけど、日本では120gと言われていた(当時のニューフレンドのカタログより)。
Eastbayのカタログ値はピンなしの重量なのかも。とは言え、2001年発売のスケルトン仕様の名品「クロノインクスSC」は150gとの記載があるので、120gにしても断然軽い!

「レース専用モデル」として広告に載っていることも多く、Eastbayでも“Ultimate race day spike”とか、“For racing only”とカタログに記載されていた。知る限りでは、「大会でしか履けないよ」って謳い文句はそれ以前に見たことないから驚きました(軽量性と引き換えに耐久性は低かったんでしょうね)。

ピン本数は6本で、1992年リリースのズームS,ズームDに近い(現行モデルだとズーム セラーに近いですね)
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↑1992年版のズームS、D

このスパイクを履いている人はあまり見ませんでしたが、先輩に持たせてもらったらやはり軽かった印象です。
レース専用と謳っても、軽量プラピンの「スーパーアスリートWR(1993)」や「WG(1994)」なんかと比べると断然耐久性もよく、ジョンソンモデルだから当然400mまで走れるオールラウンドスパイク。履いてる人の満足度は非常に高いスパイクだったようです(実際、このスパイク名で検索エンジンをかけると、海外中心に気に入っていた!との評価がよく見られます)。

以下、おまけ
◆“Eastbay”の本スパイクを紹介しているカタログページはこちら。
  1998年のカタログだが、ズームJSCや、アディスターと並列して、明らかに何世代も前のasics、mizunoの
  スパイクが販売されているのが衝撃的であった。参考まで、ご覧ください。
  http://blog.eastbay.com/all/eastbay-memory-lane-michael-johnson-1998/

◆この年春に同時リリースされたナイキのスパイクたち
  今は人気のナイキ/長距離スパイクでしたが、「ズシャリ」を国内で履いている人はそう見なかった。
  でも世界陸上とかでは「ズシャリ着用率」はめちゃくちゃ高かった。
  ちなみに、「ズーム スーパーフライ2」は朝原さんも履いていた。
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◆ズームJSC発売の1998年1月には陸マガに紹介分が掲載されていた。
 同時発売のトレーニングシューズ、「ズームJST」は米国ではコレクターズアイテムになっているらしい。
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◆軽量プラスチックモデルの「スーパーアスリートWR」「WG」はこちら↓
WR: http://shimarisu-sprint.at.webry.info/201601/article_4.html
WG: http://shimarisu-sprint.at.webry.info/201604/article_6.html

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