タイガーパウ アスペオSR(1995年)

●メーカー:アシックス ●発売年:1995~1996年
●定価:\16,500
●キーワード:Fixプレート、サーメットスパイク(固定ピン)、シャークスキン

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1992年くらいから1994年シーズンまでは、アシックスは「リロイ・バレル」の動作を解析、開発した「LBシリーズ」一辺倒であったが、1995年シーズンには新しく2ブランドのスパイクを発売。1つは「LBシリーズ」の系譜となる「スープラマックス」シリーズで、もう一つが「アスペオ」シリーズ。

キャッチコピーは、「スープラマックス」シリーズは「トラックを叩いて走る力のスプリンターに」だったのに対し、「アスペオ」シリーズは「トラックを掴んで走る回転数のスプリンターに」だった。ざっくりいえば、前者がストライド走法タイプ向けなのに対し、後者はピッチ走法タイプ向けとしてリリースされたものである。

表題の「アスペオ SR」は、兄弟品種の「アスペオ MF」と同時にリリースされたが、長距離用スパイク「LD-JAPAN」に配置されるような固定の短い金属製スパイクが採用されているのが驚きであった。このピンが「サーメットスパイク」といい、鉄の37.7倍の耐摩耗性を持っているとのこと。このピン構造は現在でもアシックスの多くのスパイクに採用されているよね。「短距離なのにこんな短いのなの?!」っていう驚きと、プラ製じゃないから「これなら摩耗にも耐えられるよね(スーパーアスリートWRなんかとは違って)」という驚きなんかがあった。
あとはナイキの「Zoom S(1992~)」等に見られたシャークスキンのソールが軽量で魅力的に映った。

このスパイクは履いたことがないんだけど、ある先輩は発売後7年程経った後も、「このスパイクが一番良い」といって大事そうに履いていた。軽量でそこそこの反発性があり、女性人気も高かった記憶がある。最近でいえば、「サイバーレイ」の系譜となっていたスパイクであった(ちなみに、アスペオ MFは元祖サイバーブレードと理解している)。個人的には1995年発売の4品種の中では一番履いてみたいスパイクだったなぁ。
(今思えば、このころからアシックスは「パワータイプ」と「ピッチタイプ」を分けて開発し始めていたんですね)

ちなみにこのスパイク、1996年もニューカラーが出て続投だったんだけど、下記の2パターンが発売。いくら同年にアトランタオリンピックがあったって、星条旗みたいなアメリカンカラーはねぇよな、、売ってるのは見たことあるけど、履いている人は見たことなかった。
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