ゲルカヤノ トレイナー(1993)

●メーカー:アシックス ●発売年:1993年
●定価:\21,000 
●キーワード:スケルトンシステム、モノソック構造

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たまにはアシックスの昔のランニングシューズについて。
1993年に発売された、現在もLSDトレーニングなんかに定評のある「ゲルカヤノ」シリーズのシューズ。
ってか2015年のカヤノが「ゲルカヤノ22」ってことはもしかしたら初代なのか?
間違っていたら済みませんが、最初期のモデルであることには間違いない。
現在のカヤノと比べるとずいぶんずんぐりしたモデルです。

このシューズは「スケルトンシステム」を謳っていて、キャッチコピーは「このフィット性は、スポーツする足のすべてを知っている。」だった。早い話が、ナイキの「エアハラチ インターナショナル」のパクリである。

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この「ゲルカヤノ トレイナー」もインナーがハラチと同様、靴下構造になっていて足を包み込むようにフィットします(アシックスではモノソック構造と呼称)。
さらに、アシックスの縦横2本の線、通称「アシックスストライプ」がスケルトン構造になっていて
モノソック構造に食い込む、よりフィット感が高まる仕様となっている。

このスケルトン構造は、後に発売するレーシングモデル(ターサーSV-α(1994)やスカイセンサーHL-α(1995))にも搭載された。
しかしこのコンセプトはまんま、「エアハラチ インターナショナル」である(ストライプ構造×ハラチ構造)。
当時のシューズは「クッション性」や「フィット感」でどの会社もしのぎを削っていたわけだが、アシックスのぶつけてきた感がすごいなぁ、、って当時中1ながら思ってた。

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ナイキはアスリート層だけでなくファッション層も販路と考えていたのに対し、アシックスはあくまで「アスリート」を考慮した一足、価格もずっとこっちが高い。顧客のターゲットは分かれていたんでしょうけどね。

当時中学生であった自分の周囲に\21,000のアップシューズを買う人が周囲にいなかったので履き心地等々は分かりません。スポーツ店で持った時は非常に重かったけど、アシックスだから足への負担などは非常に少ないシューズだったのは間違いないと思う。現代にも続くカヤノの礎になっていそうですし、これはこれで「求められたシューズ」だったんでしょうね。
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ちなみにモノソック構造は筆者が知る限りでは1992年のスプリント系のフラッグシップスパイク、「LB11-01」には既に搭載されており、最近のスパイクにもしれっと搭載されたりしている(2012年の「ジャパン ライトニング4」等)。淘汰されずに時々復活する、息が長いテクノロジーですね。



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