エアマックス(1996)

●メーカー:ナイキ ●発売年:1996年
●定価:\15,000
●キーワード:新規エアクッショニングユニット、丸ひも(シューレース)、プレミア価格→大暴落、、

※下の写真はWomensカラー。Mensの1stは水色部が黒、エアチャンバーは緑。
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1996年の7月頃?日本で発売されたシューズ。当時はハイテクスニーカーの全盛期、大ブームが起きている中でのリリースだった。そのあおりをくらってか、スニーカー量販店への出荷は多くても、スポーツ店への出荷は少なかったんじゃないかな?当時の陸マガを見ても、ほとんど広告に掲載されていない。
大ヒットした通称エアマックス「95」の正当後継機として発売。エアユニットは1994年の「エアマックス 2(スクエア)」の気圧差のある構造をさらに進化させ、着地時により衝撃のかかる外足部のクッション性を内足部より高めた構造になっていた。後継機(通称97)にもこのチャンバーが採用される。
見ての通り個性的なデザインで、「95」同様の大ヒットを飛ばし、ファッション誌ではプレミアが付きまくっていた(「Cool Trance」とか「Boon」とか、、懐かしい)。また、この年はアトランタオリンピック開催年で、カール・ルイスを初めとする米国のトップアスリートが多く着用し、メディアの露出も多かった(走り幅跳びで奇跡の優勝を遂げたルイスが、無邪気に砂場の砂を拾いに来た時に履いていた)。

一方性能はというと、個人的には渋めの評価です。まず進化した箇所がエアユニットだけだったのが地味だよね。何より個人的に残念だったのはハラチ構造とまではいかなくても、ベロに伸縮性素材を配置していなくて、フィット性に欠けるデザインになっていた点。そこはナイキのアイデンティティとして続けて欲しかった。

発売して半年後くらいにはハイテクブームは終焉。その反動か、今度は「ローテク」ブームとしてコンバースのオールスターやジャック・パーセルが大ヒットを飛ばす。あとは厚底スニーカーの「North Weave」とか。そのため、ハイテクスニーカーにプレミアを付けまくり在庫を抱えていたショップは大慌て。最後には「エアマックス96」何かは叩き売りをする始末(一時はウン万円の値段だったのに、2ndカラーの黒×シルバーなんて1997年には\4,800なんて値段も見た)。チヤホヤされていたのに、ある一時から冷遇を受ける、、何だか悲劇的なシューズである。

最近はナイキも95ばっかり再販、リニューアルしているけど、「エアマックス」シリーズでも「96」は個性的なデザインだったし、覚えている人も多いんじゃないかな。いつかしれっと復刻するかもしれないね。
最後にこのシューズの当時の広告を掲載する(陸マガ/1996年8月号より抜粋)
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※おまけ※
「エアマックス95」はその人気さゆえに、1996年になってもニューカラーが出ていた。9月頃には黒レザーの「Air Total Max」も発売したし。そのせいもあってか、「エアマックス 96」はなんか影に隠れていることが多かったな。偉大すぎる父を抜けなかったような、悲哀を感じる。。歴史人では武田勝頼とかみたい。象徴的な切抜き写真を下に添付する(旧モデルのほうが取り扱いが大きいなんてすこし気の毒、、1996年8月号の陸マガより)
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