井上悟選手

井上悟さんは1971年生まれの日本を代表するスプリンター。100mと200mの元日本記録保持者です。
特に100mの強さには定評があり、あの朝原宣治さんが1993年に初めて日本記録を出す前の記録フォルダーでした。
この井上悟選手、何がすごいって言うと、まずは『25年ぶりのセミファイナリスト』でしょう。
1993年の世界陸上、100mで準決勝まで進出しており、ワールドクラスの大会では
日本人として実に25年ぶりです。まさに近年の日本短距離陣躍進のパイオニア!

そしてなんといってもこの人は『4×100mリレー』でのカーブ職人』なのです。
1994年以降、日本選手権での個人での優勝はありませんでしたが
世界大会では4継のメンバーとして長く君臨しました。

走順は1走、または3走が多かったけど、いつも外国人選手相手に爆走していました。

あるインタビューでは『カーブでなら(黒人選手にも)勝てる!』といっており、 自分でも持ち味、武器と認識していたようです。
アトランタ五輪のテレビ取材では、当時初めて日本4継代表に入った土江寛裕選手に「外側の足(右足)は、(前ではなく)内側に運ぶことでカーブをうまく回る」テクニックを伝授しておりました。

いつぞやの世界陸上では、3走で、内側から抜かれた黒人選手に
外側からくらいついていたことがあったり、過去の映像を見てみると、とにかく内側のレーンにドンピタ。
限りなく内側を走ってタイムロスを最小限にしていました。

その他、スタート時は『できるだけ腰を高く上げ、スタートしてからゴールまで腰の位置を一定に保つ』
ことを実践しており、単に速いだけでなく理論派でもあった選手でした。
(1993年(1992年?)、ニュースステーションで取材されていた)

100m,200mの両種目で日本記録を樹立し、 長きにわたって日本代表であり続けた点、日本記録を抜かれた後も第一人者で活躍し続けた点、この選手の存在なくしてその後の日本の4継の躍進はなかったことでしょう。

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